英語学習は性格で変わる?300人以上を見てきた個人コーチが語る、伸びる人の不思議な共通点

英語を勉強していると、同じ教材を使って同じように学習しているはずなのに、伸びる人と伸び悩む人がはっきり分かれることがあります。これは才能の差でも、年齢の差でもありません。実際に200人以上の学習をサポートしてきた経験から言えるのは、成功する人には共通する“性格の傾向”があるということです。

もちろん、ここで紹介するタイプが唯一の正解という意味ではありません。数か月後に資格試験を控えている人、海外出張に備えたい人、生涯学習としてゆっくり英語を続けたい人など、目的はさまざまです。
しかし、次に紹介する5つのタイプのうち、どれか一つでも持っていれば、成功へ向かうスピードが上がりやすいのは確かです。二つ以上あれば、着実に伸びていける可能性はさらに高まります。

ここでは、英語学習において特に成果を出しやすい5つの性格傾向を、コーチの視点から解説していきます。

素直に学びを受け取れる人

英語が伸びる人に共通する第一の特徴は、素直さです。これは単なる性格の良し悪しではなく、学習の吸収率そのものに影響します。

英語は、自己流でなんとなく続けていると一定のところで必ず止まります。そこで必要なのが、他者の視点からのアドバイスです。ところが、自分のやり方に強いこだわりがある人ほど、自分の方法を変えることが難しく、指摘を受け入れられなくなることがあります。せっかくコーチングなどでプロアドバイスを受けているのに「それはしたくない」となってしまうのはもったいないことです。

素直に意見を取り入れることができる人は基本的に最善のルートを辿っている訳で、当然改善サイクルが圧倒的に早く、同じ学習量でも伸び方がまったく違います。小さな修正を積み重ねて、短期間で大きく変わっていくのです。


中長期の目標が明確な人

英語学習は短期戦ではありません。数週間で劇的に変わる、ということはほとんどないため、途中で「これ、本当に意味あるのかな?」と気持ちが揺れる瞬間が必ず訪れます。

そんな時に力になるのが、中長期の目標です。
資格試験でスコアを上げたい、海外で仕事がしたい、英語を一生の教養として身につけたいなど、ゴールが明確な人は日々の学習に意義を感じやすく、立てた計画を身近なものとして捉えやすいです。

逆に、目的が薄いと深い達成感が得られにくく、「辛い」が上回った瞬間に手が止まってしまいます。英語が長続きする人は、学習の先にある景色を想像しながら、着実に続けていく傾向があります。


楽しさを最優先できる人

英語が得意になる人の多くは、「勉強している」という感覚が薄く、自然に楽しんで取り組んでいます。ChatGPTをいじりがてら英語学習、今日は英語の漫画を数ぺージなど、ワクワクしたり、楽しさがエンジンになり、知らず知らずのうちにあるテーマの語彙力がすっかり伸びていたり、一年間毎日AI英会話をやっていたりなどという事が起こります。

楽しめる人は、半年でも一年でも無理なく続けられます。継続そのものが最大の武器になる英語学習において、この楽しむ力は非常に強力です。


衝動だけで始めていない人

「なんとなく始めた」「周りがやっているから自分も」など、衝動的に学習をスタートした人は、モチベーションが落ちた瞬間に離脱しやすい傾向があります。

一方で、しっかり理由を持って英語を始めた人は、習得に必要な時間やエネルギーに対しても気持ちの準備があるため途中でつまずいても持ち直しやすいです。

衝動が悪いわけではありませんが、続けるためには「なぜ英語をやるのか」を明確にしておくことが、効果に直結します。


凝り性で深く掘り下げられる人

英語の伸びを左右する大きな要素が、「分析」です。「これはなぜing ではいけなかったのか」、「逆にthe だとどういうニュアンスになるのか」など間違い箇所を好奇心で生かせると、結果的に何か弱点なのかを丁寧に見直すことができます。英語学習で見直し/分析は避けられず、結局これをどれだけできるかが差になります。

凝り性な人は、この作業をむしろ楽しむことができます。なぜこの前置詞が使われるのか、述語が一つしかないってどういうこと?、なぜこの音声変化になったのか、など細かい部分に目を向け、深く理解する姿勢が、英語力を底から支えてくれます。


自分の性格を知ることが、英語上達の近道になる

ここまで紹介した5つのタイプは、生まれつき備えている必要はありません。今の自分に近いポイントを一つ見つけるだけで、学習の方向性は大きく変わります。

もし自分がどれにも当てはまらないと感じても、無理に“性格を変える”必要はありません。大切なのは、英語を続けるために必要なマインドセット(方向性や原動力の認識)を整え、自分のペースで前に進むことです。

性格の傾向を知ることは、英語学習の強い味方になります。自分の得意な進み方を見つけながら、長く心地よく続けられる方法を探してみてください。

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