TOEIC学習を続けていると、
「何を勉強すれば点数が上がるのかわからない」
という壁にぶつかることがあります。
しかし実際には、400点台の人と750点台の人では、必要な対策は大きく異なります。
この記事では、実際に150点以上のスコアアップを達成した受講生3名の事例をもとに、
- 当時どのような状況だったのか
- どの方向性で学習を進めたのか
- 具体的に何を行ったのか
を整理していきます。

verde の Green です。
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Iさん|400点から650点へ
状況
Iさんは単語学習には取り組んでいましたが、
- 文法が苦手
- 長文になると読めない
- TOEIC問題集の解説が理解できない
という状態でした。
特に、
「文法を勉強しようと思っても、どこから手を付ければ良いのかわからない」
という悩みを抱えていました。
TOEIC対策以前に、英語の「主語」「述語」など、骨組みそのものが曖昧という状況です。
方向性(英語の骨格理解)
まず必要だったのは、
文法を細かく覚えることではなく、文の骨組みを理解すること
でした。
英語は、
- 品詞
- 主語
- 述語
など文の軸の上に、
- that節
- 関係代名詞
- 接続詞
などが積み上がっています。
そしてその上に、
- 時制
- 前置詞
などの要素が積み上がっていると表現できます。
ただ、この土台が見えないまま細かい文法事項を順不同に学んでも、知識が整理されません。
そこでIさんには、
まず骨格理解を優先してもらいました。
文法の土台作りに関する記事はこちら👇
具体ステップ
Iさんは、
- 品詞
- 主語と述語
- that節
- 関係代名詞
- 接続詞
などの基礎解説を何度も視聴しながら学習を進めました(Try it の動画などは分かりやすくおすすめです)。
その後、練習問題に取り組み始めた際には、
解説を読んですべてを理解しようとするのではなく、
- 全文和訳
- 基礎構造確認
- 日本語から空欄を推測
というテクニック活用ではなく、どちらかというと率直な方法を徹底しました。
(初級からテクニックを利用しようとしてつまづく例が実は多いので、そうならないよう講師がガイドしていきました)
リスニングについては、
「まだ分からないから後回し」
ではなく、
毎日少しずつ触れる習慣を作りました。
結果として文法基礎が固まってリスニングを本格始動する時も、
耳が慣れているので抵抗感も少なく着手して行く事に繋がりました。
そして最終的に、およそ9カ月という期間出、400点台から650点までスコアを伸ばすことができました。
このスコア域のより詳しい学習ステップを知りたい方はこちらの記事がおすすめです👇
Tさん|600点から750点へ
状況
Tさんは、
- 単語もある程度分かる
- 文法も一通り学習済み
- 長文も読める
という状態でした。
しかし、
「勉強しているのに点数が伸びない」
という停滞に悩んでいました。
問題集も何周もしていましたが、新しい問題になると正答率が安定しませんでした。
方向性(理解の深化)
Tさんの場合、
知識不足ではなく、
理解の浅さ
が課題でした。
解説を読んで
「なるほど」
で終わってしまい、
「なぜ他の選択肢が誤りなのか」まで深く考えていなかったのです。
そこで、
問題数をこなすことよりも、
一問一問への関わり方を変える方向へ進みました。
具体ステップ
Tさんは、
間違えた問題について、
- なぜ正解なのか
- なぜ他の選択肢は誤りなのか
を説明できるようになるまで確認しました。
そして、読解やリスニングについて、
同じ問題ばかりではなく新しい素材へ触れる機会を増やしました。
(見直しは常に丁寧に行うようにしました)
結果として、
知識が「分かったつもり」から「実質的運用力」へ変わっていき、
約7か月の期間で
600点台から750点台まで到達する事が出来ました。
Kさん|750点から900点へ
状況
Kさんは、
英語力そのものは高く、
TOEICでも750点台を取得していました。
しかし、
- 時間切れになる
- 読解速度が安定しない
- 点数が伸びたり下がったりする
という状況でした。
方向性(速度と安定性)
この段階では、
新しい文法を覚えるよりも、
処理速度と安定性を高めること
が重要でした。
新規のパッセージに直面した際の柔軟性を高めるため、
TOEIC以外の英語に触れる時間を増やす方針を取りました。
具体ステップ
Kさんは、
TOEIC対策と並行して、
- ニュース記事
- IELTSの読解素材
- 英検準1級レベルの長文
などにも恒常的に触れる様心がけて行きました。
また、
「返り読み(同じ文を読みなおしながら理解する動作)」を減らすために、
制限時間を設けて読んだ後、
内容を一度で要約する練習も継続しました。
こうした取り組みを通して、
英語を前から処理する力と全体把握力が向上していきました。
結果として、
750点台から900点へ到達することができました。
速読対策についてのアイデアが気になる方はこちらの記事もおすすめです👇
TOEIC150点アップでも、必要な対策は全く違う
今回紹介した3名は全員150点以上のスコアアップを達成しました。
しかし実際には、
- Iさんは英語の骨格理解
- Tさんは理解の深化
- Kさんは速度と安定性
と、取り組むべき課題は大きく異なっていました。
TOEIC対策で大切なのは、
「何が足りないか」
ではなく、
「今の自分にとって何がボトルネックになっているか」
を見極めることです。
同じ150点アップでも、その道筋は一人ひとり違います。
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