TOEICの読解が終わらなかった船会社勤務のUさん(当時670点)がPart7を4か月で解き終えられるようになるまでに実際にやったこと3つ

TOEICのPart7で、

「知識はあるのに時間が足りない」
「途中から焦って内容が入らなくなる」

という悩みを抱える方は非常に多いです。

受講開始当時650点だった船会社勤務のUさんも、

・語彙や文法の基礎はある
・ゆっくりならおおむね正確に読める

という土台はあったものの、

“試験速度で英語を処理する力”

に課題が残っていて、

「毎回5-8問解き終わらない」という状況がありました。

本記事では、Uさんの

・解き終わらなかった状況の理解
・必要な方向性
・実際に行った具体的な対策ステップ

の流れで、UさんがTOEICリーディングを解き切れるようになるまでの経緯を紹介します。

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解き終わらなかったときの状況

細部の理解にエネルギーを要しすぎている

読解速度が上がらなかったUさんには、一体どんな事が起きていたのでしょう。

その要素を分解してみると、

・構文、文法理解にエネルギーを要しすぎている
・構造把握に時間がかかる
・全文を精読しようとしてしまう

など、複数の負荷が同時に発生している状態ではないかと判断できました。

つまり、
Uさんは、知識不足というより、

“英語をスムーズに処理するギア” のようなものががまだ十分に育っていない

状態にあったというように捉える事ができます。


Uさんが改善した後の方向性

「細部理解の強化」のち、「全体を見渡せる体力を残す」

課題を踏まえ、Uさんと下記①②③を鍛えていく方向性を考えました。

  • ① TOEIC特有の英文展開に慣れる
  • ② 構文など「諸パーツ」への反応速度を上げる
  • ③ 文単位、パラグラフ単位、ひいてはパッセージ単位を俯瞰して読む力を育てる

計3方向から、
読解負荷そのものを下げていく流れです。

文構造やパラグラフ展開を予測する余裕を持ちながら読む

「一字一句頑張って読む」

から、

文構造やパラグラフ展開を予測する余裕を持ちながら読む

への切り替えです。

  • 曖昧な構文知識などを定着させ(細部理解の強化)、
  • TOEICのある程度決まった構造や流れに慣れていく(全体を見渡す)

そうしていくことで

英文が“情報のかたまり”として捉えられ、
読解速度を改善して行く事を目指します。


Uさんが実際に取り組んだ具体的な対策ステップ

① 「理解の負荷」を減らす

Uさんは、瞬時に読めなかった箇所を徹底的に紐解いていきました。

・問題を解く
・解説を読む
・読みにくかった箇所をエクセルに書き出し、和訳を付ける
・エクセルの和訳を見て毎日英語が出てくるか確認する

まで徹底して苦手箇所を自分のものにしていきました。

「正解したから終わり」ではなく、

“なぜ瞬時に読めなかったのか”

を細かく確認し、その点にもしっかり慣れて行く事をめざしました。

リスト化する事で課題を独立させて注意を向け続ける事ができ
徐々にTOEIC頻出の構文や表現に素早く反応できる状態が出来上がって行きました。


② 厳選パッセージを1週間シャドウイングする

また、Uさんは、TOEIC特有の展開パターンに慣れるため、

・構造が分かりやすい
・内容が理解しやすい
・気に入った

パッセージを厳選し、

1週間、
毎日同じ英文をリピーティング(音声を少しずつ再生しながら音読する)をしていきました。

これにより、

・文構造
・TOEIC特有の展開
・シーンの流れ
・頻出表現

が頭だけでなく“身体感覚”として定着していき、

5パッセージの日々の音読を追える頃には、文章全体の展開予測がしやすくなり、読解が「軽く」なっていきました。


③ 速読トレーニングで「全体把握力」を鍛える(730点以上の方向け)

こちらは730点以上の方向けで、Uさんも3か月ほど①②でトレーニングを進めてから取り入れた方法です。

Part7では、
全文じっくり精読していては時間が足りません。

そのため、

“英語を全体として掴む力”

が必要になります。

Uさんは、速読速聴・英単語 Core1900 を別途利用し、全体把握力を鍛えて行きました。

・IELTS General Test の Reading パッセージ
・Native Camp Daily News
・その他短いニュース記事(Breaking Newsなど)

なども同目的でおすすめです。

読む時は、

「制限時間を設定する」(「返り読み(同じ文を何度も読む)」をしない)

「読後すぐに要約する」

まで行うのがおすすめです。

要約は、
箇条書きでも構いませんし、慣れて来たら頭の中で要約するだけでもOKです。

重要なのは、

“細部ではなく全体を掴む”

感覚を鍛えることです。


Uさんのやっていたこと

Reading パートを解き終えられるようになるまでに、Uさんのやっていたこと

① 躓きの原因の徹底分析
→ 曖昧な語彙や構文への習熟・即応性向上

② TOEICパッセージシャドウイング
→ 文展開予測・処理高速化

③ 速読トレーニング
→ 全体把握・パッセージ展開推測力向上

この三つを組み合わせることで、

「頑張って読んでいる状態」

から、

「自然に情報収集する姿勢」

へ近づけていきました。

4か月で「解き終え」へ

①②を4か月
③を後半2月

という流れで、UさんはReadingパートをその後安定して解き終えられるようになっていきました。

Part7では、
単純な練習問題の取り組み量だけでなく、

  • 「細部理解に余裕があるか(ここで消耗しすぎていないか)」
  • 「全体把握に気力を残せるか」

がUさんのステップアップの大きな鍵となりました。

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