0(ゼロ)円で英会話ができる様になった学習法|実際にやった対策を紹介(誰でも使える無料AIツール利用)

物価高で家計が苦しい。でも自己啓発(英語等)は諦めたくない。
そんな思いを、メーカー勤務Kさんがある日相談してきてくれました。
「スクールやコーチングを利用するのはお金がかかる」
「時間も限られている」
「でも英会話ができるようになりたいという気持ちはある」
とのことでした。
ところでコーチである私も驚くほど、近年、あまりにも便利な、様々な英語学習可能なツール(しかも無料)が公開されていて、
上手く使えば実際にほとんど費用をかけずに効果的に学習を進めることが可能になりました。
ここでは、私がKさんに提案した「無料で英会話ができるようになる」トレーニングプロセスや成果を紹介していきます。

verde の Green です。
お立ち寄りいただきありがとうございます。
【verde(ヴェルデ)】は、
「伸び悩む」「忙しい」社会人のために、
学習を“続けられる形”へ再設計する、個人運営の英語コーチングサービスです。
あなたの英語学習の悩みや目標、ぜひお聞かせください。
Kさんの当初の懸念
「暗記もの」への不安
Kさんは当初、そもそも何から始めるかについて不安を抱いていたのですが、その中でも特に
「語彙暗記」
は始める前から「自分には無理かも」と不安に感じていました。
ただ、英会話に必要なのは、「すべての文法事項を網羅すること」でも「数千の単語を丸暗記すること」でもありません。
むしろ、限られた時間で効率的に成果を出すためには、自分がよく使うであろう語彙や表現、最低限の文法をまず身につけることが重要です。
Kさんは不安も強かったので、「暗記もの」を必要最小限にして、継続性を優先するよう、計画を立てていきました。
「いったい何をやったらいいのか右も左も分からない」
書店やネット上にテキストやツールが溢れていることは、同時に「選びきれない」リスクも生み出すもの。
Kさんも「どれを選べばよいのか分からない」と、前提の部分で止まっている状況でした。
Kさんの学習目的は、「少し雑談できるくらいの英会話力習得」でした。
そこで、趣味など身近なテーマで外国人と少しおしゃべりができるようになることを最初の目標にして、表現力をつけていくことを軸にすることに決めました。
会話をするためにはリスニングや文法知識も必要ですので、
- 表現力拡充(アウトプット)
- リスニング力
この2つのトレーニングを軸として、その中で語彙や文法を理解していくという一つの大きな流れを据えました。
方向性|「自分の世界」を育てる 「耳を慣らす」
英語の世界に飲み込まれない
英語学習というと、「英語の世界に飛び込む」「とにかく大量にインプットする」といった考え方をイメージする方も多いかもしれません。
しかし、お金や時間をかけずに効率よく英会話力を身につけるのであれば、まずは「自分が使う英語」を中心に学習を組み立てる方が効果的です。
Kさんはエレキギターを弾くのが趣味でしたので、
- 好きなバンドについて
- 練習について
- 難しさについて
- 目指すことについて
- 最近買ったギター関連のアイテム
などについて表現できるようになることを目指しました。
リスニング力は早めに着手
Kさんは英語に聞き慣れていませんでした。
リスニングは一度にたくさん聞くより、何か月もかけて何回も繰り返し聞くことで強化されます。
Kさんも早々にリスニングを取り入れました。
最初は聞き取ることではなく、英語の音の流れに慣れることや、主語と述語を見つけてみるなど、大きな枠でざっくり把握していくようなリスニングを積み重ねました。
具体ステップ【アウトプット、リスニング、文法】
身近なシーンの英語から自分のものに
Kさんは、前項で挙げた、
- 好きなバンドについて
- 練習について
- 難しさについて
- 目指すことについて
- 最近買ったギター関連のアイテム
について、気の向くままに日本語で情報や気持ちなどを書き綴っていきました。
この内容を、AIに読み込ませ、一つの英語のパッセージを完成させました。(「内在化」の過程)
Kさんの最初の教材です。
Kさんはこれをまず精読し、文法の不明点がないようにし、ネイティブ音声を生成し、毎日シャドウイングをしていきました。
自分専用の英語のテキストがネイティブ音声付きで入手できていますが、ここまでにかかったコストはゼロです。
「内在化」についての関連記事:
記事:「勉強しているのに話せない理由|「内在化」で変わった実例を紹介」を読む
リスニング
「シャドウイング」は音を流しながら音読しますので、同時に、リスニングもしています。
初級であれば毎日1パッセージのリスニングが数回などできていればひとまずは十分です。
文法
作文と並行して、英会話にどうしても必要な知識が「文の骨格」を支える文法知識です。
特に、下記の文法項目は英会話において必須項目となります。
初級者は中学英語の文法をしらみつぶしに学習するのではなく、「大きな骨格」を優先するのが迷子にならないコツです。
- 基本文型(特に主語と述語の基本概念)
- 品詞(名詞・動詞・形容詞・副詞の役割や見分け方)
- 副詞節(when, because, if などの「~だから」「~なら」などの接続詞を伴う文の作り方)
- that節(「~と言った」など、節を引用する言い方)
- 関係詞(who, which, that など、「女の子」を「椅子に座っている女の子」に作り替える言い方)
- 動詞の形容詞化(surprise は動詞で「驚かせる」、surprising になると形容詞で「驚くべき○○」と使えること)
Kさんはギターのパッセージで出会った順に、ChatGPTで意味を理解し、このリストを消し込んでいきました。
Kさんの学習の二段階
Kさんには、下記第一段階に見通しが立ったら、第二段階に移行することをお勧めしました。
第一段階
- ギターのテーマの整理、シャドウイング
- リスニング
- 基礎文法
第二段階
- 別のテーのシャドウイング
- リスニング継続
- 語彙拡充
- 英会話レッスン
Kさんの学習成果
一か月目、とりあえず「やるしかない」という感じで、各トレーニングを生活環境に少しずつ組み込んでいきました。成果はまだ見えません。
二か月目、生活に組み込まれた各英語トレーニングが、自然と生活の一部として回り始めました。成果こそまだ明確に見えませんが、英語学習をすること自体に自信が付いていきました。音読は日に日々スムーズになっていきました。
三か月目、ギター関連の表現が口から出てくるようになり、また音読がかなりスムーズになり、英語で話せているという気持ちが強まっていきました。
四か月目、第二段階のトレーニングに入りました。ゆっくりであれば聞き取ったり聞き返したりできるようになり、ギター以外のテーマについての表現力が広がったり、英会話レッスンを通して、時間稼ぎのセリフなどもどんどん覚え、「英語を話せる人」になっていきました。
五か月目、片言ではなく、文章で話せるようになっていきました。まだまだ聞き返さなければならない場面が多かったですが、「こういうこと?」と仮説自体を投げかけることもできるようになり、コミュニケーションとして形がしっかり出来上がっていきました。
無料ツールを最大限に活用する
現代は、英語学習者にとって非常に恵まれた環境です。
- 生成AIで文章作成
- 生成AIで翻訳
- 生成AIで添削
- ネイティブ音声生成
- YouTubeの解説動画
- ポッドキャスト
- オンライン辞書など
すべて無料または低コストで利用できます。
今回紹介した学習方法であれば生成AIと音声生成ツールで全ての過程がカバーできます。
まとめ
「学習項目を広げすぎない事」と「自分向けにカスタマイズしやすいツールを使う事」
アプリやAIが無い時代は、英語は「テキスト数冊+英会話レッスン」で身につけていました。
今はツールがありすぎて、かえって他のツールに目が行ってしまったり、いくつものアプリをまたいで一つの取り組みをし、横断作業に疲れてしまうという例も現れ始めています。
英会話で大切なのは、
何を話したいのかに照準を当てること、そして、それだけを集中的に伸ばしてくれるツールを使っていくことです。
具体的0点前後の中上級者であれば、半年順調に進められれば、日常会話での不自由はかなり少なくなっていくでしょう。
費用をかけずに、無料ツールやAIを最大限活用して、自分に合った学習スタイルを確立していってくださいね。
あなたにとっての費用を抑えた独学方法についてもっと知りたい方は、語学習診断(10問・最短3分)を是非ご利用ください。


