駐在妻の英語勉強法|英語初級から3か月で日常会話が話せるようになった実際の流れを紹介

夫の海外赴任で妻の自分も現地生活が始まったものの、
- 「英語が全然聞き取れない」
- 「言葉が出てこない」
という悩みを抱える方は少なくありません。
今回ご紹介するイギリス駐在帯同のTさん(40代)も、日本にいる間にある程度勉強をしてから渡航したものの、
現地で思うように英語が使えず、日常生活に強い不安を感じていました。
今回は、Tさんが3か月後には簡単な日常会話に対応できる状態まで成長できた3つの取り組みをご紹介します。
ご本人の許可を得て記事を書いています

verde の Green です。
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改善前
予習して行ったものの、「通じない」壁にぶつかる
Tさんは当初、既に
- 基礎語彙1000語程度を理解していて、
- 中学英文法を独学で復習中
という段階でした。
しかしイギリス現地生活では、
リスニングは、
・単語が時々聞こえる程度
・文章としてまとまって入ってこない
アウトプットは、
・そもそも聞き取れないため会話が成立しない
・文の組み立て方が分からない
という状態でした。
英語の知識が全くないわけではなくても、「知っている」と「使える」の間にまだ大きな壁がある状況でした。
方向性
リスニング
「速度」に慣れる
耳が慣れるのには一定の時間が必要なため、早々に聞く経験を積み始めることが大切です。
そして、リアルな「速度」にも慣れて行く必要があります。
記事『訛りのある発音対策|効果的な学習法と実践ステップ』を読む
音読
「大枠の文構造」に慣れる
単語ではなく文章として英語を聞き、読む経験を積むことで、英語の大枠の構造に慣れていきます。
アウトプット
自分軸にする
自分の生活で本当に使う表現に集中すること。
英単語は何万単語もあり、構文は1000種類以上ありますが、人ひとりが実生活で使うものは意外と限られています。
語彙文法知識を網羅しようとするのではなく、まずは自分の生活圏の英語を固める(内在化する)ことを優先します。
記事:『英語学習の「内在化」はなぜ良いのか?|取り入れて会話が一気に伸びた実例を紹介』を読む
実際のステップ
リスニング(速度)、音読(構造)、アウトプット(自分軸)についてそれぞれ整理して行きます。
①ディクテーションを毎日1〜2文(速度対策)
自然な速度の英語音声(一例:Sakura English)のリスニング(ディクテーション)に取り組みました。
自然なスピードで、「英文1文→和訳→英文一文→和訳・・・」と読まれる素材を利用しました。
毎日1〜2文だけディクテーションを行いました。
大切なのは、聞き取れない部分を放置せず、重点的に聞くことです。
②音読(文構造への慣れ)
目的は発音練習ではなく、「大枠の文構造」に慣れる事。
「主語」「述語」を見抜き、更に、
- Moreover意味: その上、さらに
- Consequently / As a result 意味: その結果として、当然ながら
- On the other hand 意味: 逆に、その一方で
のような「大きな展開(文と文の間の接続詞や副詞句)」に慣れる事で、話題がどちらに向かっているか追いやすくなります。
パッセージのテーマは、
- 買い物
- 子育て
- 日常生活
- 近所付き合い
など、
実際に使いそうなテーマのショートストーリーをAIで生成し(英語200ワード前後)、精読した上、1日1〜2回、読み続けました。
抑揚チェックなどのため、必要に応じて音声生成サービスを使ってネイティブ音声も確認しました。
アウトプット表現拡充+英会話で実践
アウトプット強化の中心になったのがこちらです。
海外生活では、
・スーパー
・食材
・育児
・雑談
・病院
・保育園
など、特定の場面で使う表現が繰り返し登場します。
そこで生成AIを活用し、それぞれの場面ごとに生活圏で使うフレーズを大量に集め、日→英で毎日暗記練習をしていきました。
暗記がある程度進んでからは、英会話で各テーマについての質問に答える練習もしていきました。
中級以上からのスタートの方は、いきなり英会話の質疑応答から開始して、そこで表現パターンを開拓していくのもおすすめです。
記事:『「学習量ではなかった」|台湾生活3か月で気づいた “内在化” “自動化” という学習の正体』を読む
3か月後の変化
Tさんは毎日、
- ディクテーションでの速度対策
- 音読での英文の構造把握
- 身の回りの事柄や自分の気持ちの表現拡充と実践練習
を並行して取り組みました。
そして3か月目を完了するころには、早くも、
- 買い物中に話しかけられた時に返事ができる
- 分からない事があったら質問できる
- 学校の先生やママ友と挨拶以外の雑談が少しだけできる
という状態に変化していきました。
Tさんはその後も6か月間トレーニングを継続し、子供の事について学校に相談したり、子供の誕生日パーティにママ友家族を招待するまでに会話力を伸ばす事ができました。
まとめ
海外生活で必要なのは、
「中学英語の1から順のやり直し」ではなく、
- 自然な英語に耳を慣らすこと
- 身の回りの事を表現できるようになること
の2つです。
駐在帯同や海外移住直後の方は、まず生活圏の英語を一つ一つ知っていく事を意識してみるとよいでしょう。
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