TOEIC900点近いスコアを持っていても、英語が話せない。
実はこうした悩みを抱える学習者は少なくありません。
単語も文法も知っている。
英文も読める。
リスニングもある程度できる。
それなのに、いざ会話になると言葉が出てこない。
今回は、TOEIC高得点を持ちながら会話に苦手意識を抱えていた、弁理士事務所勤務の受講生Oさんが、4か月で会話力を伸ばしていった過程をご紹介します。

verde の Green です。
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Oさんの状況|TOEIC高得点なのに話せない
Oさんは受講当時、TOEIC900点近いスコアを持っていました。
周囲からは英語が得意な人と思われていましたが、本人には大きな悩みがありました。
「話せない」
仕事や旅行で英語を使う場面になると、
- 言いたいことが出てこない
- とっさの状況説明ができない
- 相手の会話についていけない
という状態でした。
方向性|TOEIC対策と会話力は別物だった
診断の結果、Oさんは英語力が低いわけではありませんでした。
むしろ、
- 読む
- 聞く
という能力は非常に高い水準でした。
問題は、
「会話で使う準備」
が不足していたことです。
TOEIC学習では、
- 単語暗記
- 文法理解
- リーディング
- リスニング
が中心になります。
一方で会話には、
- 自分が使う表現を整理する
- 実際の状況と英語を結び付ける(内在化)
- 口から出るまで反復する(自動化)
という別の訓練が必要です。
Oさんの場合、英語知識そのものではなく、これらの
「知識を使える状態にする工程」
を補う必要がありました。
具体ステップ|4か月で行ったこと
OさんにはTOEIC対策を増やすのではなく、
会話で使う英語を育てる方向で取り組んでもらいました。
まず行ったのは、
- 仕事
- 趣味
- 家族
- 海外出張
- 日常生活
など、自分が実際に話すテーマの整理です。
その内容を英語化し、
- 精読(元の英語レベルが高いのでほぼスキップしていました)
- 音読(同上)
- フレーズ暗記
- 英会話練習(新規フレーズ、相槌、時間稼ぎ表現の拡充)
を繰り返しました。
著者Green自身も、「内在化」「自動化」不足で長年足踏みしていました。
ブレイクスルーとなった経験を記事にまとめています👇
成果|4か月後には英語でやり取りできるように
元々の高い英語力も助け、学習開始から数か月で変化が現れました。
最初は単語を探していた場面でも、
自分に合った表現をサッと取り出せるようになって行きました。
また、相槌が上手になった事で、
相手の英語を聞きながら内容を整理する余裕も生まれ、
会話の苦痛はほとんどなくなったそうです。
TOEIC900でも話せないのは不思議ではない
TOEIC900点というスコアは高いレベルです。
しかしTOEIC(Listening &Reading Test)は主に、
- リーディング
- リスニング
を評価する試験です。
会話力そのものを測る試験ではありません。
そのため、
TOEIC900でも話せない
という現象は決して不自然ではないのです。
むしろ、
インプット中心で学習してきた人ほど起こりやすい現象と言えます。
TOEIC900を本当の英語力につなげるために
Oさんが変わった理由は、
さらに単語を覚えたからではありません。
TOEIC対策を増やしたからでもありません。
すでに持っていた英語力を、
会話で使える形へ変換したからです。
特にTOEIC900点近くまで到達した人は、
英語の構造を理解する力を十分に持っているため要領がよく、Oさんの様に伸びも速い方が多いです。
必要なのは、
持っている知識を
- 内在化し
- 自動化し
- 実際の会話で使える状態にする
ことです。
もしTOEIC高得点なのに話せないと感じているなら、
不足しているのは英語力そのものではなく、
その英語を使う準備かもしれません。
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