「英語現在地診断マップ」|英会話力に必要なのは英会話ではない?現在地を知って効果的なトレーニングを特定しよう

英語を勉強しているのに、

  • 話せない
  • 聞き取れない
  • 伸びている実感がない

こう感じている場合、多くは「努力不足」ではなく、

欲しいスキル」と「今やっている練習」がズレている

状態です。例えば、野球で

「正確に相手の胸に投げる」スキルが欲しいのに、バッティングセンターで打つ練習を繰り返しているような状態です。

英語力も、なんとなく英会話レッスンを受けていれば話せるようになるというものではなく、

欲しいスキルごとにピンポイントのトレーニングがあります。

この“現在地”を外したまま進めると、どれだけやっても同じところで足踏みしてしまうかもしれません。

この記事では、現在地マップの図解を通して、

  • 読み書きできるのに話せない(アウトプット:A1からA2)
  • カジュアルな会話になると聞き取れない(リスニング:A2からB1)
  • 読解のスピードが上がらない(読解:B1からB2)

のよくある3パターンにフォーカスして、次に必要なトレーニングタイプを整理していきます。

verde Green です。
お立ち寄りいただきありがとうございます。

verde(ヴェルデ)】は、

「続かない」「伸び悩む」「忙しくて時間が取れない」
そんな社会人のために、

英語学習を“続けられる形”へ整理・再設計する
英語専門オンラインコーチングサービスです。

あなたの英語学習の悩みや目標、ぜひお聞かせください。

記事一覧へ


まずは自分のレベルを確認(状況可視化)

英語力はCEFRという指標で段階的に整理する事ができます。

そして重要なのは定義ではなく、おおよそ自分がどこにいるかです。

A:基礎的な使用者(初級)

  • A1(入門・初心者)
    • 一言: 挨拶や簡単な自己紹介ができる。
    • できること: 「こんにちは」「ありがとう」や、ゆっくり話してもらえれば自分の名前や住んでいる場所が言えるレベル。
  • A2(初級・日常会話)
    • 一言: 身近なことについて、簡単なやり取りができる。
    • できること: 買い物、家族、仕事、旅行での簡単な意思表示など、直接的に必要な事柄についての会話ができるレベル。

B:自立した使用者(中級)

  • B1(中級・自立)
    • 一言: 身の回りのことなら、通訳なしでなんとか対処できる。
    • できること: 旅行先でトラブルに対応したり、自分の興味のあるテーマ(趣味や仕事)について、簡単な理由や計画を説明できるレベル。
  • B2(上級中級・実務レベル)
    • 一言: 自分の専門分野や、一般的な話題で議論ができる。
    • できること: ネイティブと緊張せずに普通に会話ができる。抽象的なテーマでも内容を理解し、自分の意見をはっきりと述べられるレベル。(日本のビジネス英語や英語教育で一つの大きな目標とされる壁です)

C:熟達した使用者(上級)

  • C1(上級・流暢)
    • 一言: 言葉を探すことなく、複雑なテーマもスラスラ話せる。
    • できること: 社会生活、学術、職業上のあらゆる場面で、柔軟に英語をコントロールできる。論文や専門的な長い文章も理解できるレベル。
  • C2(最上級・ネイティブ同等)
    • 一言: ネイティブと同等、あるいはそれ以上に言葉を扱える。
    • できること: 聞いたり読んだりしたほぼ全てのものを、難なく理解できる。細かいニュアンスの違いを表現し、複雑な状況でも相手を説得できるレベル。

💡 イメージの目安 日本の英語学習においては、**「まずはB1(日常に困らない)を目指し、最終的にB2(英語で仕事・授業ができる)に到達する」**というのが、実用的な英語力を身につける上での一般的なロードマップになります。


「現在地」の図解(「初・中・上」全レベル)

どの技術がどのレベルなのか、視覚的に理解しよう

下図は、A1~C1(初級から上級)までの

  • 語彙力対策
  • 読解力対策
  • リスニング力対策
  • アウトプット力対策
  • 文法力対策
  • ライティング力対策

において、段階ごとに必要なトレーニング種類を示しています。

例えば、読解で、

精読の時期を経ずに、小説を短期で読破(多読寄り)しようとすると、上手くいかない可能性がある」

というような見方です。

青マスは特に必須項目


また表に基づけば、例えばリスニングであれば、「練習問題」の音声だけでは中級以上は目指しにくい事が分かります。

「TOEIC900点だけど、旅行先で会話に困る」というのはまさにこのギャップが要因の例です。克服実例の記事はこちら👇

「アウトプットだけが異様にできない人」に必要なもの

ここから先は、躓き例ごとに必要なトレーニングを考えて行きます。

たとえば、「アウトプット」で 「A1からA2」を目指す方

例えば英検二級またはTOEICは500点など取れているけれども、海外旅行のためのアウトプット力は自信がないという場合、

  • 語彙:B1
  • 読解:B1
  • リスニング:B2
  • アウトプット:A1
  • 文法:B1
  • ライティング:B1

👆こんな具合に、アウトプットだけA1レベルという状態である可能性が高いです。

このパターンの人が不足しているトレーニングはまさに上図の赤枠(内在化、自動化)部分。

「内在化」「自動化」不足

「内在化」「自動化」とありますが、これはそれぞれ、

  • 「内在化」:自分の生活や身の回りの事に、覚えた語彙や慣用句を当てはめること
  • 「自動化」:当てはめた表現を繰り返しイメトレすること

この2点になります。

著者Green自身も、「内在化」「自動化」不足で長年足踏みしていました。

ブレイクスルーとなった経験を記事にまとめています👇

「内在化」の成功実例についてはこちら👇

verde では、あなたに合った英会話トレーニングを無料診断可能です。

是非ご利用ください。

「ネイティブに話された途端、聞き取れくなる人」に必要なもの

たとえば「リスニング」で「A2からB1」を目指す方

例えば英検二級またはTOEICは500点など取れているけれども、ネイティブに話された途端簡単な文章も聞き取れくなる方の場合、

  • 語彙:B1
  • 読解:B1
  • リスニング:A2
  • アウトプット:対象外
  • 文法:B1
  • ライティング:B1

👆こんな具合に、リスニングだけA2レベルという状態である可能性が高いです。

このパターンの人が不足しているトレーニングは上図の赤枠(リアルな音声)部分。

「リアルな音声」でのトレーニング不足

練習音声は試験対策で利用して来たものの、

「リアルな音声」でのトレーニングが十分でない状態

です。

リアルな音声には練習音声にはない

  • 速度
  • 音の脱落
  • 口語特有の緩急

などがあり、試験対策音声ではこれらの点への対策が十分に行えません。

「速度」+「音の脱落」であれば、例えば、

Wanna let me take them out for you ? 
ゴミを代わりに出しておいてあげましょうか?

は、

  • 1秒ぐらいで言い終わる速さで、
  • ワエッミー テイケマウッ フユ?

などのよう実際は聞こえます。

ネイティブは実に0歳からこの「速さ」と「雑さ」を「デフォルトの一種」として聞いている一方、

我々日本人は、成長してからその経験を積んでいくというわけです。

「リアルな音声」でのトレーニングの取り組みの具体的ステップを知りたい方は下記関連記事へどうぞ👇


「TOEICの読解速度を上げたい方」に必要なもの

「読解」で「B1→B2」を目指す方

例えばTOEICは650点など取れているけれども、最後の5問はいつも適当に塗りつぶす「塗り絵」状態の方は、

  • 語彙:B2
  • 読解:B1
  • リスニング:A2~B1
  • アウトプット:対象外
  • 文法:B2
  • ライティング:対象外

👆こんな具合に、読解がB2レベルに上がりきらないという状態である可能性が高いです。

このパターンの人が不足しているトレーニングは上図の赤枠(多読)部分。

「多読」不足

試験対策などで沢山の精読や問題演習/見直しをして来たものの、

「多読」で概要を掴む力を付けられていない状態

です

TOEICの練習問題での学習に慣れていると、外部の英語記事などの多読に入って行くのに抵抗を感じる方もいるかもしれません。

ただ週2程度でも、練習問題に並行して行けると、

「解読する」から「情報収集する」という読み方にシフトしていけるでしょう。

「多読」で概要を掴む力を付けて行く具体的ステップを知りたい方は下記関連記事へどうぞ👇


「TOEIC満点や英検一級以上を目指す人」に必要なもの

「全般」で「B2→C1」を目指す方

例えばTOEICは900点、英検準一級などが取れているけれども、

満点にならない、一級の読解やスピーチに対応できそうにない、と感じる方は、

  • 語彙:B2
  • 読解:B2
  • リスニング:B2
  • アウトプット:B2
  • 文法:対象外
  • ライティング:B2

👆こんな具合に、語彙、読解、リスニング、読解、アウトプット全てにおいて、B2に留まっているという状態である可能性が高いです

このパターンの人が不足しているトレーニングは上図の赤枠(多読、リアルな音声の要約、アウトプットの試験集中対策など)部分。

全体として「大量」と「崩れ」にまだ弱い

具体的にどんな点が課題か紐解いていくと、

  • 「大量」の情報を与えられた時に理解度が揺れてしまう
  • その場の状況に応じて述べ方を変える、制御するなど、やり取りの質を安定させるのが難しい

などが現れる事が多いです。

例えば働きながらの勉強で時間が無い方は、

一日1段落程度の初見の読解素材を頭の中で要約する
音声のニュース数分を1回で集中して聞いて、頭の中で要約する

などは10分以内などで継続できる効果的なトレーニングです。

C1に向けた「処理速度・安定性」を付けて行くための、より具体的なステップを知りたい方は下記関連記事へどうぞ👇


まとめ


勉強して効果が出ない事ほど辛いものはありません。

合っているかどうか分からないテキストを続ける前に、

不足を特定するところから整理していけば、思っている以上に楽に欲しいスキルを獲得できるかもしれません。

現状と方向性の整理を一度プロに見てもらいたい方、
無料英語学習診断(10問・最短3分)をご利用ください。

平日であれば24時間以内に診断結果をお送りしています。

>> verde A.S の公式サイト

Verified by MonsterInsights